
現在大ヒット上映中の映画『鬼滅の刃』。
アニメも漫画も未見の人間が見ても理解できるのか?
楽しめるのか?
どこかで見た企画に触発されたとうふは、
原作ファンのジェンを連れ、ほぼ満員の劇場でコロナを恐れながら検証してきました。
(彼の原作ファン視点のレビュー記事はこちら↓ )
※なお今回は、センシティブなファンの方に配慮し前編・後編とでページを分けています。
気持ちよくなりたいファンの方の閲覧は前者のみに留めておいてください。
※当記事はネタバレを含みます。
前知識ゼロ
とうふは原作漫画もアニメも未見です。
何にも知らないです。
唯一、ヒロインが禰豆子ちゃんということだけ知ってます。(じゃあゼロじゃね―じゃん)
あと映画を観終えてから原作の該当巻(7~8巻)をkindleで読みました。
……というのも、色々確認したいところがあったんですよね。

そもそも『鬼滅の刃』とは

少年ジャンプで連載されていた大正ロマン活劇?
原作コミックスは全23巻で、最終巻は年度末に発売予定。
これ書くまではてっきりまだ連載してるものだと思ってたんですが、
こんなドル箱コンテンツ大人気漫画をあのジャンプが終わらせるってすごいですね。
で、その待望の劇場版。
今月26日の時点で興収100億を突破した模様。
開始10日でのこの記録はあの『千と千尋』超えらしいです。
すっごーい。

良かった所
さてさて、それでは良かった所。
作画が綺麗とかは言うまでもなく。
禰豆子ちゃんが可愛い
禰豆子ちゃんは可愛いですね。
飼いたい。
多分アレですよね、あの猿ぐつわみたいなモノで鬼化の暴走を防いでいるんですよね?
あと他人を噛まないようにするため?
てことは鬼に噛まれると鬼になる?
とりあえず帰ってすぐ彼女のねんどろをポチりました。
煉獄さんの最期は感動した
普通に感動しました。
彼が劇中、ダース・モールみたいに目開けたままなのはあの最期のためだったんですね。
あの人も死の間際に一瞬だけ目閉じるんですよ。(死んでないけど)

※映画内ではどうだったか忘れたんですが、原作ではもう一コマ、彼が目を閉じて微笑んでいるシーン↓があります。

演出上の都合であえてカットしていたとすれば、これは映画スタッフGJですね。
強くて頼れる優しい男。
主人公サイドの男キャラみんな女々しいので、彼はとても格好良かったです。
結果(建前)
結果的には『前知識ゼロ』でも普通に楽しめました。
というのも、話が分かりやすいんですよ。良い意味で。
これに関しては恐らく、製作の段階で自分のような『全くの初心者』も視野に入れて作られているのかなと。
例えばお子さんに連れられて観た親御さんとか、友人やパートナーに連れられて観た方とか。
というか原作の段階で単純明快、加えてテンポが良い。
見せ場もあるし、煉獄杏寿郎というキャラに焦点を当てた巧みな演出・構成。噛ませ初見殺しの敵を、文字通り主人公の精神力で倒すに至るまでの説得力。
強敵との戦闘中、見ているだけとは言え主人公サイド二人の状況説明が多いのでイマイチ緊迫感に欠けるなとは思いましたが。
いやあでも、煉獄さんは格好いいですね。
彼の勇姿を大画面で見られる、これだけでもコロナ渦に劇場へ足を運ぶ意義があるのではないでしょうか。
ファンの方は是非とも、彼を300億の男にしてみてください。
というわけでおすすめ『劇場版 鬼滅の刃・無限列車編』。

※次ページからはディスりやアラ探しがメインになります。
ファンの方やネガティブな批判が苦手な方は自己責任でご覧ください。