こんにちは。
もうすっかり冬ですね。
冬といえば百合ですよね。
し、し……新宿……新宿〜〜〜!!!!👀👀👀 pic.twitter.com/vRnXMKTHcu
— なもり@ちなつ誕生日 (@_namori_) November 5, 2020
というわけで今回も百合漫画です。
レビューする作品はこちら↓。

※当記事はネタバレを含みます。
※内容はあくまで個人の見解です。ご了承ください。
佐天 と 初春
二人だけの世界
今回はもう表紙の時点でやられました。
まず今巻の表紙を見てください。

……これ入ってるでしょ。
二人だけの世界入っちゃってるでしょ。
目線を交えてますよ。
これはもう視交ですよ視交。
(初春は黒子の方向いてるって? 何言ってんの?)
美琴と黒子がいるにも関わらずですよ。二人だけの世界ですよ。
この二人は最早言うまでもないでしょう。
フレンダにフラれた佐天さん
佐天さん、この間まですっかりフレンダに現を抜かしてたのに。
もう少しでフレンダに寝取られかけていたのに。(俺の中ではもうデキてる)

初春もまさか彼女が他の女をサバ缶で餌付けしてる↑なんて思わないですよ。

いや、このペアもホント素晴らしいんですけどね。
しかし、やはり。
選ばれたのは、初春でした。
最強の二人
ドライな方は初春かと思っていましたが、実は佐天さんに負けないくらい彼女を想っていたんですよ。

↑まさかの本妻宣言。
付き合いの長い二人です。
初春は風紀委員として黒子とは腐れ縁なわけですが、彼女には美琴がいます。
つまりこの二人がくっ付くのは至って自然な流れなんですよ。
今までも無能力コンプレックスに悩む佐天さんを、
初春は友達として元気付けて(意味深)きました。
しかしそれは逆も同様。
二人は互いを励まし、勇気付け、かけがえのない存在として尊重し合ってきたのです。
互いに引かれ合う運命
さて、敵に囚われてしまった初春。
非常階段を伝い、屋上へ出ようとした際に手を滑らせ。
あわや落下してしまいそうになったその時――。

間一髪。
佐天さんは何とか彼女の手を取り、掴み。
これからも続いていくであろう長い道のりを、共に歩む誓いを果たします。

はい結婚。
おめでとうございます。
このあとお泊りイベントですね。
何もしないにせよ、確実に抱き合って寝ますね。間違いない。
敵サイドも百合
全員百合
安心してください。今回も敵は全員レズです。

死んだ女が忘れられない嬉美(中央左)と、
憧れの女に殺されたい忍者(右)。
雷斧ちゃん(中央右)も死んだ女が好きだったようですし。
で、鈴蘭さん(左)もたぶんレズ。
しかしそんな謎の多い敵チームでしたが、今巻でその全貌が明らかに。
全員孤児
リーダー格である嬉美の回想から、元は全員同じ孤児院の出身ということが判明。

つまり、それぞれが全員家族のような存在なんですね。
……ほぅ。
てことは……。
怒涛のクライマックス
佐天さん、負傷
敵の攻撃から初春を庇い(ここ重要)、致命傷を負ってしまう佐天さん。
その直後、大切な友人を傷付けられた初春の怒りが爆発します。

こうなったらもう彼女のことしか頭に無いのでしょう。レズ特有のマジ殺意を剥き出しに、あわやダークサイドに堕ちかけようとしていたその時。
彼女をライトサイドに留めてくれたのは他でもない佐天さんでした。

分かります?
落ちかけていた初春が再度、佐天さんに救われたんですよ。
もうね、号泣ですよ。😭
尊いなぁ……尊いなぁ……。
初春、覚醒
ブラックホールとドラゴンを持つ嬉美相手に苦戦する美琴。
このままでは佐天さんの命が……。
しかしそこで初春が覚醒。

↑桜の花びらのような……これは何なんだろう。
初春は友情……もとい百合パワーで文字通り開花しました。
その後、チート化した彼女のトンデモ能力により、なんと嬉美のドラゴンが無力化。
(何が起こったかは是非その目で……)
ついに決着
その隙を突き、美琴が見事トドメの一撃。

↑ライトニング・ソニック(大嘘)。
いや、これで倒したわけじゃないけど……。
とにかく、嬉美ら敵サイドは全滅。
めでたしめでたし。
これでほぼ一段落?
おそらく今巻(と二話分くらい?)で監獄編は終わり。
前のドッペルゲンガー編がイマイチ盛り上がりに欠ける内容でしたが、
今回は初春と佐天に焦点を当てた話構成でかなり面白かったです。
個人的にはあのドリー&警策ペアがまた拝めただけでも満足。
敵サイドも美琴や黒子が苦戦する程度にはしっかり強く、
最後までハラハラしながら読み終えました。
彼女らも前述の通り百合要素てんこ盛りでしたし。
さて、次章は一体どんな百合が展開されるのか……?
てことで『とある科学の超電磁砲 16巻』。
少しでも気になった方は是非↓。

今巻の続きは本誌でCHECK!
コミックス16巻の続きは本誌 電撃大王12月号↓で。
美琴らに倒され、少年院送りとなった敵サイド三人のその後が描かれています。
※11月号は『超電磁砲』休載なので注意。(とうふはやらかしました)
監獄編を初めから読みたい方は14巻から↓どうぞ。

